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遺伝性腫瘍の診断を受けたら
今後の健康とがん予防
今回の診断で得られた情報を活用して、今後の健康について医療者と共に考えていきましょう。
原因となる遺伝子ごとに、それぞれ、今後の対策が異なります。
がん発症リスクに対する管理
●サーベイランス
がんのリスクが高くなる部位に対して、定期的に細やかに検査を行います。
早期発見と早期対処をめざします。
●リスク低減手術
がんのリスクが高くなる部位を、予防的に手術で切除し、発症リスクを下げることを目的とします。
原因となる遺伝子によって、リスク低減手術が選択肢となる場合があります。
●予防的な薬物投与
がんに対する治療
あなたの治療法の選択については、遺伝子以外に様々な情報から総合的に判断されます。
治療方針については、担当医へご相談ください。
●遺伝性腫瘍の種類によっては、手術術式の選択などに役立つ場合があります。
例:乳房温存術と乳房切除術(全摘術)を考える際
●薬剤の選択や治療方針に役立つ場合があります。
例:BRCA 1/2 遺伝子とPARP阻害薬
遺伝性腫瘍と診断された場合、がんの早期発見・早期治療につなげることができます。遺伝性腫瘍を知ることは、ご自身やご家族のがん予防につながります。
遺伝性腫瘍の診断を受けたら
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