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今回の診断で得られた遺伝子の情報は、血縁者(血のつながった方)と共有している場合があります。

血縁者への対応を、一緒に考えていきましょう。

遺伝とがんについて知ろう

血縁者への遺伝

遺伝性腫瘍の中で最も多い遺伝の形式は、常染色体顕性遺伝(優性遺伝)形式です。

生まれもった遺伝子の特徴が、親から子どもへ受け継がれる可能性は性別に関わらず、50%(1/2)です。

また、子どもだけでなく、ごきょうだいやご両親とも50%の可能性で遺伝子の特徴を共有しています。

詳しくは「遺伝のしかた」の項をご参照ください。

血縁者が遺伝性腫瘍の遺伝的な特徴をもつかどうか

遺伝学的検査で調べることができます。

血縁者が遺伝性腫瘍と診断がついた場合

今後の健康に向けて役立てることができます。

ご家族、血縁者、パートナーへ、遺伝性腫瘍について伝える際に

ご家族や血縁者・パートナーに遺伝性腫瘍についてどのように伝えるか、どなたに伝えるか、迷ったり悩んだりする場合もあるでしょう。
そのような時は、遺伝カウンセリングで相談してみませんか。
遺伝カウンセリングでは、家族や大切な人へ伝える際のサポートをさせていただきます。

相談例

家族、血縁者、パートナーへの伝え方について相談したい。

一人で伝える自信がないので、専門家と一緒に伝えることはできるか。
血縁者の中で、誰が遺伝性腫瘍の可能性をもっているのか、よくわからない。
遺伝性腫瘍の可能性を血縁者に伝えた方がいいのか、迷っている。

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血縁者への対応についても、医療者が一緒に考えていきます。

遺伝性腫瘍の診断を受けたら

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